どんな種類や銘柄があるの?
初心者なら何を買うべき?
そんな疑問にお答えします。
仮想通貨市場には、多数のコインが存在しており、初心者がどのコインを選んで購入すべきか迷うこともあるかもしれません。
有名なのはビットコインですが、他にも大別すると
・アルトコイン(価格変動が激しい)
・ステーブルコイン(価格変動リスクが少ない)
の2種類があり、一般的に人気なのはアルトコインと呼ばれる比較的ハイリスクハイリターンが見込めるタイプのコインです。
初心者が取引を開始する場合、まずは取引量や取引所数が多いビットコインやアルトコインを選ぶことをおすすめします。
これにより、市場の変動に影響を受けるリスクを多少なりとも減らすことができますからね。
この記事では
・仮想通貨(暗号資産)の選び方
・おすすめのコイン(アルトコイン)
について詳しく解説します。
暗号資産(仮想通貨)を選ぶコツとおすすめのアルトコインをご紹介
最初に仮想通貨を買うなら市場規模が大きいコインを選ぶことが鉄則です。
それに加えて
・ロングタームでの成長が期待できるコインを選ぶ
・コミュニティが親切なコインを選ぶ
の2点を重視しましょう。
投資は長期的な視点が大切。
将来性のあるコインを選ぶことで、将来的にリターンを得ることができますよ。
コインにはそれぞれのコミュニティが存在しています。
アクティブなコミュニティがあるコインは、そのコインに対する情報やサポートを得ることができるため、初心者にとっては有益です。
これらのポイントを踏まえて、初心者におすすめする仮想通貨コインは以下の通り。
・Bitcoin(ビットコイン)
⇒理由:市場規模が最大であり、安定したトレンドが続いている。また、多くの取引所で取り合っていており、取引の自由度が高い。
・Ethereum(イーサリアム)
⇒理由:開発コミュニティが充実で、スマートコントラクト機能を搭載しており、多種多様なアプリケーションを実現できることが期待されている。
・XRP(リップル)
⇒理由:ビットコインよりも優れた送金処理速度で国際送金に特化しているため高額を動かす国際企業等からの需要が大きい。
これら3つのコインについてもう少し詳しくみていきましょう。
ビットコインとは?一体どんなコインなの?
ビットコインは2009年にサトシ・ナカモトという人物(もしくはグループ)によって開発されました。
ブロックチェーンという技術を利用し、中央銀行や政府などの中央機関による管理や発行をしていない分散型のデジタル通貨です。
ブロックチェーンは分散型の台帳のことで、取引の記録を暗号化してブロックにまとめ、それらのブロックをつないでいくことで取引の改ざんや不正を防止しています。
世界中のコンピューターがネットワークを形成し、コインの処理や新しいビットコインの発行を行ってるんですよ。
ビットコインは、中央銀行などの機関による通貨と異なり、その価格は市場によって決まるのが特徴。
それゆえ、投資対象としても注目を集めています。
ビットコインの取引は専用の取引所で行いますが、取引所によって手数料やサービス内容などが異なることも。
また、ビットコインの取引には、ウォレットと呼ばれる専用のアプリやハードウェアも必要となるため、それらの安全性にも気を配る必要がある点に注意しましょう。
ビットコインを保有するメリット3つ
ビットコインを持っているとどんなメリットがあるのでしょうか?
・価値の保持と成長が見込める
・匿名性がある
・世界的な流通がある
これら3点についてサクっと説明しますね。
価値の保持と成長が見込める
ビットコインは通貨としての機能だけでなく、投資資産としても機能しています。
価値の変動が激しいため、株式や不動産などのように安定的な資産とは異なりますが、適切なタイミングで購入することで資産価値を保ち、増加させることができるんです。
匿名性がある
ビットコインは所有者の情報を公開する必要がないため、匿名性が高いとされています。
投資する側からするとプライバシーが守られるのはいい点ですね。
世界的な流通がある
ビットコインは、国を超えた取引が可能なグローバル通貨として認知されています。
このため、世界中で取引が可能であり、投資家にとって利便性が高いとされています。
ビットコインのデメリット3つ
続いて、ビットコインのデメリットについても見ていきましょう。
・価値の変動が大きい
・セキュリティリスクがある
・法規制の不確実性がある
これら3点についてサクっと説明しますね。
価値の変動が大きい
ビットコインは価値の変動が激しいため、ハイリターンが見込める分、損してしまうリスクもあります。
そこを踏まえたうえで投資を行うことが大切です。
セキュリティリスクがある
ビットコインはブロックチェーン技術によってセキュリティが確保されています。
しかし、ハッキングや詐欺のリスクがあるため、安全な保管方法を確立する必要があるんです。
法規制の不確実性がある
ビットコインはまだ多くの国で法規制が整備されていません。
そのため、投資家にとっての不確実性が残されているのは事実。
特に、ビットコインを取引所で購入する場合は、国や地域によっては規制が厳しく、投資家が法的な問題に巻き込まれる可能性があるんです。
イーサリアムとは?一体どんなコインなの?
イーサリアムは分散型アプリケーションのためのオープンソースプラットフォーム。
イーサリアムの主な目的は、ブロックチェーン技術を使って、自律的に実行されるスマートコントラクトと呼ばれるプログラムを作成できるようにすることです。
スマートコントラクトとは?
条件が整った場合に自動的に実行されるプログラムで従来の契約と同じような役割を担っているもの。
例えば、
・自動的に代金が支払われるような契約
・ある条件が満たされる場合に資金が解放されるような契約
などがありますね。
ブロックチェーンとは?
分散型データベースの一種。かつて遭遇したデータは改ざんできないようになっているという特徴がある。
イーサリアムはビットコインなどの従来の暗号通貨と異なり、単純通貨の預金だけでなく、あらゆる種類のプログラムを実行できます。
また、イーサリアムのトークンである「イーサリアムコイン(ETH)」は、他の通貨の暗号と同様に取引や送金が可能。
ただ、イーサリアムの真の価値はスマートコントラクトによって実現されるアプリケーション開発の可能性にあると言われています。
イーサリアムのメリット
イーサリアムを所有することでどんなメリットがあるのでしょうか?
・分散型アプリケーション(DApps)へのアクセス
・スマートコントラクトの利用
・投資としての価値
・ネットワークに参加
・受取人交換
これらについてサクっと説明しますね。
分散型アプリケーション(DApps)へのアクセス
イーサリアムは分散型アプリケーションのプラットフォームとして使用されている
これらのアプリケーションは、従来の中央集権型アプリケーションよりも透過性と安全性を提供する
アクセスするには、イーサリアムを所有する必要がある
スマートコントラクトの利用
イーサリアムはスマートコントラクトを実行するためのプラットフォーム。
自動化された契約を作成することができることから、信頼性が高く透明性があるビジネスプロセスを作成することができます。
今流行りのNFTアートはイーサリアムで購入できますし、NFTがデジタルデータなのにず代替不能なデータとして扱えるのもこのスマートコントラクト機能のおかげなんです。
投資としての価値がある
イーサリアムは暗号通貨市場で最も価値のあるトップ10の通貨の1つ。
将来的に価格が上昇する可能性があるので、イーサリアムを所有することで将来的に投資の利益を得ることができますよ。
ネットワークに参加できる
イーサリアムを所有することで、イーサリアムのネットワークに参加することができるようになります。
これにより、ネットワークの発展に貢献したり、投票に参加する権利を得られるのも魅力の一つ。
受取人交換ができる
イーサリアムを所有している場合、他の受取人と交換することができます。
もし受取人が暗号通貨市場で高騰した場合、大きな利益を得ることも可能。
イーサリアムを所有するデメリット
イーサリアムを所有することで、
・分散型アプリケーション
・スマートコントラクトを利用することができる
ため、投資としての価値があります。
逆にイーサリアムを所有するデメリットは以下の5点。
・価格の変動
・セキュリティリスク
・技術的リスク
・リスク規制
・取引手数料
これらについてサクっと説明しますね。
価格の変動
これは全てのアルトコインに言えることですが、イーサリアムもまた暴落や急騰が起こります。
このため、価格変動によって大きな損失を被る可能性があります。
セキュリティリスク
イーサリアムを保管するためのウォレットや取引所がハッキングされる可能性があります。
このような攻撃によって、あなたのイーサリアムが盗まれてしまう危険性が。
技術的リスク
イーサリアムは分散型アプリケーションやスマートコントラクトを実行するためのプラットフォームです。
しかし、技術的な問題が発生した場合、イーサリアム自体も影響を受ける可能性があります。
リスク規制
イーサリアムは規制によって制限される可能性もあります。
一部の国では暗号通貨法に対する規制が厳しいため、イーサリアムを保有することが困難になる場合も。
取引手数料が高くなることもある
イーサリアムを取引するためには、ガス代と呼ばれる一定の取引手数料が必要です。
この手数料は、取引額に応じて変動します。
高額の取引手数料が必要になる場合があるため、取引コストが高くなる可能性があります。
リップルとは?一体どんなコインなの?
リップルはアルトコインという仮想通貨の1種です。
送金や決済に特化したシステムを提供する企業の名称で、リップルの最も重要な特徴はプラットフォームの処理速度と費用の低さ。
リップルネットワークでは、送金や決済の処理が数秒で完了することができるんです。
リップルを所有するメリット
リップルを持つことのメリットは、主に以下の点です。
・送金や決済が迅速かつ安価に行える
⇒送金などで大きな手数料を支払う必要がなくなる
・リップルのブロックチェーンは非常に高速で信頼性が高い
⇒大量のデータベースを処理することができる
・リップルは世界中の銀行や金融機関と提携している
⇒将来的には銀行間取引において重要な事実が期待されている
リップルのデメリット
リップルを所有するデメリットについては、他の仮想通貨と同様に価格の変動が激しく、リスクも高いという点に注意する必要がある点です。
また、リップルは中央集権的なシステムであるため、ブロックチェーンの本来の理念に反するとの批判もあったりします。
初心者が選ぶべきアルトコインまとめ
そんなわけで初心者が選ぶのにおすすめなアルトコインと選び方について紹介させていただきました。
まとめると、最初に買うなら
・ビットコイン
・イーサリアム
・リップル
の3つの銘柄が定番で、これらを購入すればほぼ間違いはないって感じでしょうか。
まずは上記のものを少額ずつでもいいから購入してみて、自分なりに感覚が掴めてきたら他の気になるコインに手を出してみるっていうのがいいと思います。
是非チャレンジしてみて下さいね。